「お母さんに受けてほしくて。」娘さんと一緒に来られた日のこと
「母に受けてもらいたくて。」
娘さんと一緒に、お母さまが来てくださったことがあります。
ご本人が自分で探して来る。
それとは少し違う来院でした。
娘さんが、お母さまのことを想って、連れてきてくださった。
そのことが、僕の中に残っています。
眠りのことで悩んでいたお母さま
こんにちは。
脳もみ®認定講師、柔道整復師の松本雄介です。
茨城県つくば市北条で、日々施術をしています。
この日来てくださったお母さまは、
長い間、睡眠について悩まれていました。
お話を聞くと、寝つくために薬を使用されていて、
眠ってからも、2〜3時間ほどで目が覚めてしまうことがあるとのこと。
それ以外にも、
頭・首・肩の重さや痛み、口唇や舌のヒリヒリする感覚についても、
お話ししてくださいました。
僕は、まずその話を聞くところから始めました。
すぐに施術を始めない

僕が施術で大切にしているのは、いきなりベッドに寝てもらって、施術を始めないことです。
まず、
話を聞く。
いつ頃からなのか。
普段はどうなのか。
今日は何が気になっているのか。
そして、身体の状態を確認する。
そのうえで、今から何をするのかをお伝えする。
症状だけを聞いて、すぐに答えを決めないようにしています。
同じ「眠れない」という言葉でも、その人が過ごしてきた毎日は、一人ひとり違うからです。
施術中は、静かな時間でした
施術が始まってからは、たくさん話すことはありませんでした。
頭に、
そっと手を添える。
身体にも触れながら、その日の状態を見ていく。
施術室の中は、静かでした。
僕が何かを、頑張ってもらうこともありません。
ただ、
頭を預けてもらう。
そんな時間が続きました。
施術の前と後で、もう一度確認する

施術が終わったあと、僕はもう一度、身体の状態を確認します。
このとき、
お母さまからは、施術前に気になっていた
口唇・舌のヒリヒリする感覚や、頭・首・肩の重さについて、施術前とは違う感覚になったという
お話がありました。
僕にとって大切なのは、
ここで、
「脳もみ®をしたから治った」と決めつけないことです。
その日の施術前と施術後で、ご本人がどう感じたのか。
身体を確認したときに、どんな違いがあったのか。
まず、
その事実を一緒に確認する。
施術をするとき、僕はそこを大切にしています。
※感じ方や施術後の変化には個人差があります。脳もみ®は疾病の診断・治療を目的とした医療行為ではありません。
僕の中に残ったのは、変化だけではありません
この日のことを振り返ったとき、
僕の中に残っているのは、施術前後の変化だけではありません。
娘さんが、お母さまを連れて来てくださったことです。
自分のことではなく、
大切な人のことを考えて、「受けてみてほしい」と思う。
僕は、
そういう気持ちに触れるたびに、
施術の先には、その人だけではなく、家族がいるんだなと思います。
眠れない夜が続いていたら、心配する人がいる。
身体がつらそうだったら、気にかけている人がいる。
一人の身体に触れているけれど、
その人の日常には、たくさんの人がいる。
それを、忘れたくないと思っています。
「その日、楽になった」で終わらせない
施術をしていると、その場で感じ方が変わることがあります。
それは、僕にとっても嬉しいことです。
でも、
僕が本当に見ていきたいのは、その先です。
その日の夜はどうだったのか。
次の日はどうだったのか。
普段の生活の中ではどうなのか。
一回の施術だけを切り取って、すべてを判断することはできません。
だからこそ、
目の前の変化だけを、大きく見せない。
その人の毎日を見ながら、必要なことを一緒に考えていく。
施術家として、これからも大切にしたいことです。
大切な人を想うことから始まる
今回、
娘さんがお母さまを想って、一緒に来てくださいました。
僕自身も、祖母との経験があります。
だからなのか、
家族を想って来てくださる姿を見ると、少し重なるものがあります。
もっと早く知っていたら。
あのとき、何かできていたら。
そんな過去は、変えることができません。
でも、
今日、大切な人の変化に気づくことはできる。
話を聞くこともできる。
一緒に考えることもできる。
僕が施術を通して届けたいものも、そういう日常につながっていったらと思っています。
今日は、娘さんと一緒に来てくださった、
ある日のことを残しておきたくなりました。
「眠り」について、もう少し読みたい方へ
今回のお母さまも、長く睡眠について悩まれていました。
僕自身、
施術をするようになってから、「何時間眠ったか」だけではなく、
その人が朝をどう迎えているのか、日中をどう過ごしているのかにも、
目を向けるようになりました。
以前、
睡眠について感じていることを、
一つの記事に書いています。
▶︎ 「ちゃんと寝てるんですけどね。」その一言が気になった日
松本 雄介
柔道整復師/脳もみ®認定講師/整体danke。代表
茨城県つくば市北条を拠点に、
一人ひとりのお話を聞きながら、
施術をしています。
症状だけを見るのではなく、
その人がどんな毎日を過ごしているのか。
そして、
その人を想っている家族の存在まで。
大切にできる施術家でありたいと思っています。
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著者松本雄介
はじめまして! 茨城県つくば市で、脳もみ専門サロンdanke。を運営している松本雄介です。 僕が脳もみを学ぼうと思ったきっかけは、祖母の認知症でした。 サポートの為に疲弊した家族達、施術家でありながら何も出来ない悔しさ。 「もっと何かできなかったのか」 という無力感から、脳について学び始めました。 そこで出会ったのが、脳もみです。優しく繊細なタッチで脳にアプローチする技術。施術後の様々な変化を見るたびに、 脳もみの可能性を強く感じました。 だからこそ自分や大切な人を守れる、この技術を広げたいという想いで、講師活動も行っています。 脳もみは、「誰かを大切にしたい」という気持ちを形に出来る技術です。 【脳もみ】はアナタの周りの方たちを、 救える未来がある。 私は本気で、確信してます!