2026年08月7日

子どもの頭痛・不登校の原因に脳疲労が関係している?起立性調節障害との違いも解説。


※本記事は医療アドバイスではありません。
お子さんの症状が続く場合は
必ず医療機関にご相談ください。


「学校に行きたいのに、行けない」

「朝になると頭が痛い、お腹が痛い」

「病院で検査しても異常なし」

そういうお子さんを前に——

どうしてあげればいいか
わからないまま、
一人で抱えているお母さん・お父さんへ。

今日は、
ぜひ読んでほしいことがあります。

子どもの頭痛や不登校の背景に、
「脳疲労」が関係していることがあります。

これは「気のせい」でも
「甘え」でもありません。

脳と自律神経が
「助けてほしい」と
サインを出しているだけです。


忘れられない、11歳の女の子のこと

この記事を書く前に——

どうしても伝えたいことがあります。

私が脳もみ(nomomi®)の世界に
入るきっかけになった
忘れられない経験です。

柔道整復師・鍼灸師として
施術家のキャリアを積む中で——

11歳の女の子が
体調不良で来院してくれました。

頭痛・倦怠感・
朝起きられない——

施術を重ねるうちに
少しずつ改善していきました。

「先生、身体が楽になった」

そう笑顔で言ってくれた時、
心から「よかった」と思いました。

でも——その後、
家庭環境の影響で
再び悪化していきました。

身体は整えられる。
でも、その子が毎日帰る「家」の環境は
私には変えられない。

「身体だけでは、救えないものがある」

その無力感が、
私を脳もみへと導きました。

「あの時、これがあったら——」

その想いが、
今も私がこの仕事を続ける
原動力になっています。


子どもの「行きたいのに行けない」の正体

これは「甘え」でも「怠け」でもない

不登校や登校渋りの子どもに対して——

「気合いが足りない」
「甘えているだけ」
「もっと頑張れ」

そういう言葉をかけてしまう
大人がいます。

でも——

朝起きられない。
頭が痛い。
お腹が痛い。
身体が重くて動かない。

これらは——

「脳と自律神経が限界に近づいている」
サインであることがほとんどです。

気合いや根性では
どうにもならない。

身体が「動けない」状態に
なっているんです。

子どもの脳はストレスに敏感

子どもの脳は——
大人よりもずっと
ストレスの影響を受けやすいです。

現代の子どもたちを取り巻く環境は——

学校での勉強・友人関係・
スマホ・SNS・ゲーム・
家庭環境の空気——

大人でも処理しきれないほどの
情報とストレスにさらされています。

さらに——

親御さんが疲れていたり、
家庭の空気が重かったりすると——

子どもはその空気を
驚くほど敏感に感じ取ります。

これが——脳のストレスとなって
蓄積されていきます。


子どもの脳疲労が引き起こす症状

身体に出るサイン

子どもの脳疲労は——
こんな症状として現れます。

朝・起床時のサイン

  • 朝起きられない・起きるのに時間がかかる
  • 起きても頭が重い・ぼーっとしている
  • 朝食が食べられない
  • 朝になると頭痛・腹痛が出る

日中のサイン

  • 午前中は特に身体が重い
  • 午後になると少し楽になる
  • 頭痛・めまい・倦怠感がある
  • 集中力が続かない

夜のサイン

  • なかなか眠れない
  • 夜になると元気になる(昼夜逆転)
  • 眠れても浅い・夜中に目が覚める

心に出るサイン

  • 学校のことを考えると気分が悪くなる
  • 好きだったことへの興味が薄れた
  • 笑顔が減った・口数が減った
  • 些細なことで泣いたり怒ったりする
  • 「どうせ自分は……」という言葉が増えた

「夕方になると元気になる」のはなぜか

不登校の子どもに多い特徴として——

「朝はしんどいのに、夕方になると元気になる」

というパターンがあります。

これは——

自律神経のリズムが
乱れているサインです。

本来——

朝は交感神経(活動モード)が優位になり、
夜は副交感神経(休息モード)が優位になる。

でも脳疲労で自律神経が乱れると——

このリズムが逆転してしまいます。

朝に副交感神経が優位のまま——
つまり「休息モード」のまま
目が覚めるから、
身体が動かない。

夕方になってやっと
交感神経が働き始めるから、
元気に見える。

「朝だけ具合が悪い」のは、
仮病でも甘えでもなく——
自律神経のリズムが乱れているサインです。


起立性調節障害と脳疲労の関係

起立性調節障害とは

「起立性調節障害(OD)」は——

起立した時に
自律神経がうまく機能せず、
血圧や心拍数の調節が乱れる
状態です。

主な症状は——

  • 朝起きられない・起き上がると頭痛やめまい
  • 立ちくらみ・失神
  • 午前中に症状が強く、午後から改善する
  • 倦怠感・腹痛・頭痛

不登校の原因の中で、
起立性調節障害が関係しているケースは
非常に多いと言われています。

起立性調節障害と脳疲労の違い

起立性調節障害脳疲労
診断医療機関で診断可能検査では映らない
主な原因自律神経の機能異常脳のストレス蓄積
朝の症状起立時に悪化全般的に重い
午後の変化改善しやすい改善しやすい
精神的影響あることも多い強く関係する

実は「重なっている」ことが多い

大切なポイントがあります。

起立性調節障害と脳疲労は——
「別々のもの」ではなく、
「重なっていること」が多いんです。

起立性調節障害の背景に——
脳疲労・脳のストレスが
関係していることがあります。

だから——

起立性調節障害の治療をしながら、
同時に「脳のストレス」にも
アプローチすることが、
回復を早める可能性があります。

※起立性調節障害の診断・治療については
必ず医療機関にご相談ください。


子どもの脳疲労が改善していった話

11歳の女の子が笑顔を取り戻した

少し前に——

お母さんがInstagramで見つけて
連れてきてくれた11歳の女の子がいました。

初めて来た時——

目の下に濃いクマ。
身体は細くなっていて、
食事も取れない日がある。
学校に行けない日が増えていた。

「学校は嫌いじゃないのに、
行けない日が増えていて……」

その言葉が、胸に刺さりました。

施術を重ねるうちに——

3回目のころから、
夜に自然と眠くなる日が増えてきました。

昼夜逆転していたリズムが、
少しずつ本来のリズムに戻り始めた。

口数が増えて、
表情がやわらかくなっていった。

そしてある日——

「今日ね、友達とこんなことしたんだよ!」

ピカピカの笑顔で
話してくれました。

その笑顔を見た瞬間——

あの11歳の女の子への想いが、
少し報われた気がしました。

不眠と昼夜逆転が改善していった子

中学生の男の子が
お母さんと一緒に来てくれました。

夜型生活になってしまって、
目もしんどくて、
学校は嫌いではないのに
行けない日が増えていた。

目の下のクマがひどく、
食事も取れない日があって、
笑顔が少なかった。

施術を重ねるうちに——

少しずつ口数が増えて、
話せるようになり、
3回目のころから
夜に眠くなる日が増えてきた。

「ずっとしんどかったんだけど、
明るくなれてきて
学校にいけるようになって——
今日この友達とこんなことした!」

ピカピカな笑顔で
話してくれました。


お母さん・お父さんへ伝えたいこと

子どもを責めないでほしい

まず一つだけ。

子どもを責めないでください。

「なんで学校に行けないの」
「甘えているだけでしょ」
「もっと頑張れ」

その言葉は——

脳が疲弊して
「助けてほしい」と
訴えている子どもには
届きません。

むしろ——

さらに脳のストレスを
増やしてしまいます。

自分を責めないでほしい

次に——

自分を責めないでほしい。

「育て方が悪かったのかな」
「私のせいかな」

そう思っているお母さんへ——

それは違います。

現代の環境が——
子どもの脳に
大きな負荷をかけているだけです。

親御さん自身も整えてほしい

そして——

親御さん自身も、整えてほしいと思っています。

子どもの脳は——
親の感情や緊張を
驚くほど敏感に感じ取ります。

お母さんが疲れていると、
子どもはその疲れを感じて
さらに脳がストレスを抱えます。

お母さんが穏やかでいると、
子どもの脳も安心して
リラックスできます。

「お母さんが整うことで、
子どもの回復が加速する。」

これは、施術の現場で
何度も目にしてきた事実です。


子どもの変化に気づいたら、早めに動いてほしい

脳疲労は——
早めにアプローチするほど
回復が早くなります。

「様子を見よう」と思いながら
時間が経つほど、
慢性化していきます。

「なんとなく元気がない気がする」

その直感を、
大切にしてください。

お母さんの直感は、
たいてい正しいです。

まずは一度、話しましょう。

お子さんのことでも、
あなた自身のことでも、
どんな小さな悩みでも
ぜひ聞かせてください。


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※本記事は医療アドバイスではありません。
お子さんの症状が続く場合は
必ず医療機関にご相談ください。


體・脳・心の調整サロン
心樹 -shinzyu-
院長 山﨑靖弥(やまさき せいや)
柔道整復師・鍼灸師・脳もみ認定講師
📍 大阪府寝屋川市日之出町12-7 グリーンハイツ 6号室

山﨑 靖弥

著者山﨑 靖弥

【自己紹介】 體・脳・心の調整サロン 心樹 院長 山﨑靖弥(やまさき せいや) ─ ■ プロフィール 大阪府出身・在住、34歳。 大阪府寝屋川市にて 「體・脳・心の調整サロン 心樹(しんじゅ)」 を運営しています。 保有資格: ・柔道整復師(国家資格) ・鍼灸師(国家資格) ・nomomi®認定講師  (一般社団法人 日本脳もみ協会) 治療家歴:17年 ─ ■ これまでの歩み 柔道整復師・鍼灸師として17年間、 腰痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・ 自律神経の乱れ・手術後のケア・ 原因不明の慢性疲労など、 様々な不調を抱えた方と 真剣に向き合ってきました。 「患者さんは家族」という言葉を胸に、 目の前の方の悩みを見つけ、 少しでも良くすることを信念に 日々の施術に臨んできました。 重大な疾患の兆候にいち早く気づき、 命に関わる判断をした経験もあります。 その中で「諦めかけていた方が 笑顔で帰る瞬間」に何度も立ち会い、 この仕事の意味を深く実感してきました。 ─ ■ 脳もみとの出会い・原体験 治療家としての経験を重ねる中で、 忘れられない出来事があります。 11歳の女の子が体調不良で来院し、 一度は改善したものの、 家庭環境の影響で再び悪化しました。 その時、自分の無力さを強く感じ、 「身体だけでは救えないものがある」 と痛感しました。 その原体験から、 脳(ストレス・無意識)へのアプローチの 重要性を感じ、脳もみ(nomomi®)の 世界に入りました。 最初は半信半疑でしたが、 「これなら救えたかもしれない」 という確信が、今の私の軸になっています。 脳もみは、触れるだけの 非常に優しい施術ですが、 心と身体の両方に働きかける 可能性を感じています。 身体だけでなく「脳のストレス」まで 含めて整えることが、 本来の回復力を引き出すと考えています。 ─ ■ 現在の活動 【サロン】 大阪府寝屋川市日之出町12-7 グリーンハイツ 6号室 「體・脳・心の調整サロン 心樹」 整体とnomomi®(脳もみ)を軸に、 「患者さんは家族」という想いで お悩みの方に寄り添っています。 【健康講座】 大阪・長居 Little Islanndにて 「リトル❤︎トーク 〜あなたの體・脳・心 相談所〜」 を定期開催。 マンツーマンで身体・脳・心の お悩みを無料でお聞きします。 【ビギナーセミナー】 nomomi®(脳もみ)の 1dayビギナーセミナーを開催。 一般財団法人 日本脳もみ協会の 認定講師として、 脳もみの魅力と可能性を 広く伝える活動をしています。 ─ ■ これからやりたいこと 「整体を、最初の相談窓口に。」 病院に行くほどでもない。 でも、明らかにしんどい—— そのグレーゾーンを ひとりで抱えている方が 本当に多いと感じています。 身体のこと、脳のこと、心のこと。 どんな悩みでも「まず相談できる場所」 として、治療家がもっと 身近な存在になれると信じています。 サロンでの施術・地域での健康講座・ セミナーを通じて、 「諦めかけていた方が もう一度希望を持てる」 そんな場所と繋がりを これからも広げていきたいと思っています。 どんな悩みでも、 「諦めないでほしい」と 本気で思っています。 まずは一度、お話しましょう。 ─ 體・脳・心の調整サロン 心樹 院長 山﨑靖弥 📍 大阪府寝屋川市日之出町12-7  グリーンハイツ 6号室 📱 Instagram DMにてご予約・ご相談受付中

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