休んでいるのに、力が抜けない。

「最近、ちゃんと休めていますか。」

そう聞かれると、

少し考えてしまう方もいるのではないでしょうか。



眠る時間は取っている。

休日もある。

それなのに、

朝から身体が重い。

気づけば肩に力が入っている。



夜になっても、

頭の中では次の日のことを考えている。


休んでいるはずなのに、休んだ感じがしない。



つくば市北条で施術をしていると、

そんなお話を聞くことがあります。


「力を抜いてください」が難しい

施術中、

身体に力が入っている方へ、

「少し力を抜いてみてください。」

とお伝えすることがあります。

すると、

少し困ったように笑いながら、

「力の抜き方が分からないんです。」

と話される方がいます。

僕はこの言葉を聞くたびに、

頑張ることが当たり前になっている人ほど、

「休むこと」が難しくなっているのだと感じます。

仕事。

家事。

子どものこと。

親のこと。

誰かへの返信。

明日の予定。


一つ終わったら、

また次のことを考える。

身体は止まっていても、

頭の中では一日が続いている。

そんな時間は、

思っているより長いのかもしれません。


身体は休んでいても、頭の中は動いている

ソファに座る。

布団に入る。

休日に家で過ごす。

見た目には、

「休んでいる時間」です。

でも、

頭の中ではどうでしょう。



「あれをやらなくちゃ。」

「返信するのを忘れていた。」

「明日の予定は……。」


スマートフォンを開けば、

新しい情報が次々と入ってくる。

静かな部屋にいても、

頭の中だけは忙しい。

だから、

横になっても、

眠っても、

どこか休んだ感じがしない。

そんな日が続くことがあります。




何も起きていないようで



ある日の施術中。


部屋には、

外から入ってくる風の音が聞こえていました。

会話はほとんどありません。

何か大きな変化が起きているようにも見えません。


でも、

ふと気づくと、

呼吸が少しゆっくりしていました。

握っていた手も、

いつの間にか緩んでいました。

施術が終わったあと、

その方が、

「久しぶりに何も考えていませんでした。」

と話してくださいました。

その言葉が、

僕の中に残りました。

何かを頑張って変える時間ではなく、

何も考えなくていい時間。




人には、

そんな時間も必要なのだと思います。



「大丈夫」と言う人ほど



疲れている人から、

「大丈夫です。」

という言葉を聞くことがあります。

家族に心配をかけたくない。

職場で迷惑をかけたくない。

自分より、

周りの人を優先したい。

そうやって、

自分のことを後回しにしている方を、

僕は施術を通して見てきました。

だから最近は、

「自分は大丈夫かな。」

だけではなく、

「大切な人は、本当に大丈夫かな。」

そんなふうに考える時間も、

大切なのではないかと思っています。

最近、

ため息が増えていないか。

前より口数が減っていないか。

疲れた表情が増えていないか。

いつもより眠そうではないか。

大きな変化ではなくても、

普段一緒にいる人だからこそ気づけることがあります。





大切な人の変化に気づける人を増やしたい

僕が脳について学び始めたきっかけは、

祖母の認知症でした。

今でも、

「もっと早く知っていたら。」

と思うことがあります。

もっと早く、

脳のことを知っていたら。

もっと早く、

小さな変化に目を向けていたら。

何かできたのではないか。

その答えは、

今でも分かりません。

でも、

その経験があったからこそ、

今は施術だけではなく、

大切な人の変化に気づける人を増やしたい。

そう思うようになりました。


知識は、

専門家だけのものではありません。

目の前の人に、

「最近、ちょっと疲れてない?」

そう声をかけるためにも使える。

僕は、そう思っています。



何かを増やす前に、一度止まってみる

「自律神経を整えたい。」

そう思うと、

運動を始めたり、

健康に良さそうなものを探したり、

新しい習慣を増やしたくなることがあります。


でも、

疲れているときほど、

何かを増やす前に、一度止まってみる。

スマートフォンを置く。

外を見る。

ゆっくり息を吐く。

何もしない時間をつくる。

そんな時間も、大切なのだと思います。

休むことまで、

頑張らなくていい。

今日は、

何か一つ減らしてみる。

それくらいでもいいのかもしれません。


今日、ひとつだけ気づいてみる

ストレスを、

すべてなくすことは難しいと思います。

仕事もあります。

家族のこともあります。

人との関係に悩む日もあります。

だから、

ストレスのない毎日を目指すより、

まず、

「今、力が入っているな。」

と気づいてみる。

自分にも。

大切な人にも。

その気づきが、

少し立ち止まるきっかけになることがあります。



今日は、

一度だけ、

息を長く吐いてみる。

空を見てみる。

スマートフォンを置いてみる。

そんな小さな時間からで、十分なのだと思います。



脳と自律神経について、もう少し知りたい方へ

この記事では、

難しい仕組みよりも、

僕が施術や日々の中で感じていることを書きました。

脳と自律神経は、

どんなふうにつながっているのか。

ストレスとは、

どう付き合っていけばいいのか。

もっと詳しく知りたい方は、

▶︎ 脳と自律神経の関係、ストレスとの付き合い方はこちら

【本部記事リンク】


松本 雄介

柔道整復師
脳もみ®認定講師
整体danke。代表

茨城県つくば市北条を拠点に活動しています。

祖母の認知症をきっかけに、

「もっと早く知っていたら。」

という想いから、

脳・睡眠・認知症予防について学び続けています。

現在は施術だけではなく、

脳もみ®講座などを通して、

大切な人を守れる人を増やすこと

を大切に活動しています。


脳もみ®を学んでみたい方へ

大切な人のために、

脳についてもう少し知ってみたい。

そんな方へ、

脳もみ®ビギナーセミナーを開催しています。

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松本雄介

著者松本雄介

はじめまして! 茨城県つくば市で、脳もみ専門サロンdanke。を運営している松本雄介です。 僕が脳もみを学ぼうと思ったきっかけは、祖母の認知症でした。 サポートの為に疲弊した家族達、施術家でありながら何も出来ない悔しさ。 「もっと何かできなかったのか」 という無力感から、脳について学び始めました。 そこで出会ったのが、脳もみです。優しく繊細なタッチで脳にアプローチする技術。施術後の様々な変化を見るたびに、 脳もみの可能性を強く感じました。 だからこそ自分や大切な人を守れる、この技術を広げたいという想いで、講師活動も行っています。 脳もみは、「誰かを大切にしたい」という気持ちを形に出来る技術です。 【脳もみ】はアナタの周りの方たちを、 救える未来がある。 私は本気で、確信してます!

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