脳もみnomomi®と心の声|コリを揉んでも解れない理由?
サロンや治療の現場で施術をしていて
このコリや緊張が一向にとれないお客様
もしくは、ご自身でそう感じている方は居ませんか?
「筋肉をアプローチしても、どうしても力が抜けない」とか
「ほぐせているはずなのに、お客様の肩や頭が強張ったままだな」とか
日常的にストレスや脳疲労を抱えている現代のお客様をケアするとき
物理的な圧を加えるだけでは届かない
深いこわばりに直面することが多々あるんですよね。。。

「技術」や「解剖学的なアプローチ」だけでは届かない緊張の原因は何なのでしょうか?
私が学んだ脳科学の知見と「身体と心(感情)の繋がり」について探求した知識をシェアしたいと思います。
脳科学から見た、心が身体に置いていく「傷跡」
私たちは「頭(脳)で悩み、心で感じる」と考えますよね。
でも近年の脳科学では、頭で「あぁ、ツライな」「不安だな」って言葉で意識する前に、心にかかった負荷は
まず脳の奥深くが先に反応し『身体の緊張』として表れているという仮説があるんです。
脳神経科学の権威であるダマシオ教授の教えでは、意識の認知と身体の反応にはタイムラグが存在すると説いています。
例えば、
誰かに強い言葉を投げかけられ自分の本音をギュッと飲み込んだとき、頭(言葉)で自覚する前に、
脳幹や扁桃体といった「自分を守ろうとする古い脳」が反応して、息を呑み、心拍数を上げ、全身の筋肉をキュッと収縮させます。
その身体の強張りを、コンマ数秒遅れて大脳皮質(考える脳)が受け取ることで、はじめて人は「いま傷ついているんだ」「すごく不安なんだ」と頭で追いつくんです。

つまり、私たちが日々の施術で出会う深いこわばりの中には、
「守ろうとする古い脳 ➔ ぐっと耐える身体 ➔ 後から追いつく考える脳(言葉)」 と入り組んで深く刻まれた生き様や、隠してきた傷跡のようなものが存在しています。
だから「力を抜いてくださいね〜」といくら言葉で優しく伝えても、簡単に抜けない方がいるんです!
身体の奥の「守る脳」が、まだ自分を守るために必死で警戒姿勢を解けていないから。
それを力、入りやすいですよねーーーなんて言葉で片付けられたら、その人にとっては心に針を刺されてるような感じかもしれません。
なぜ「体」を揉むだけではなく、「脳もみ」なのか?
「心が身体に出るなら、身体だけを揉みほぐせばいいのでは?」と思うかもしれません。
ですが、どれだけ首や肩の筋肉を力任せに引き伸ばしても、脳の奥で鳴り響く「警戒アラート」そのものを消すことはできません。
「ここは危険だ」「気を抜いたら崩れてしまう」と脳が怯えている限り、神経は何度でも身体を強張りへと戻してしまいます。
これが、「揉んでも揉んでもすぐ戻る」コリや緊張の正体です。

心を包み込み、警戒を解いてあげるスイッチは、筋肉ではなく脳の深層部にあります。
だからこそ、【脳もみnomomi®】による脳に届く心地よい圧で優しく包み込み
「もう力を抜いていいんだよ」
「頑張ってくれて有難う」
という安心感を、思考を飛び越えて脳の奥深くへ届ける施術を私は意識しています。
首や肩のコリをほぐすことでは届かない、
脳の防衛反応の痕跡をそっと包み込み、
複雑に絡まった「心の緊張」を根幹からほどいていく。
それこそが、私が【脳もみnomomi®】施術で大事にしている部分です。
その心のあり方まで教えて下さったホリ先生の技術を
これからも施術を通し
そしてセミナーを通し、伝えて行きます。
