脳と虫歯の関係
先進国ほど虫歯が増える理由と、脳から考える日本人の対策
「発展途上国の人のほうが歯が綺麗に見える」
そんな不思議な現象の背景には、実は “脳の働き” も深く関わっています。
虫歯は単なる口のトラブルではなく、
生活習慣・ストレス・自律神経のバランス → 行動 → 食選び → 口内環境
と、脳からの影響がダイレクトに反映される場所。
つまり
脳の状態が変われば、歯の未来も変わる
ということなんです。
■ なぜ先進国で虫歯が多い?
① ストレス社会 → 甘いもの依存
ストレスを感じると、脳は
「手っ取り早く快感が欲しい」→ 甘いもの
という指令を出します。
先進国ほどストレスが多く、
甘い飲み物やお菓子が簡単に手に入るため、
脳が“ご褒美”として甘味に手を伸ばしやすい。
→ これが虫歯の土台になります。
② 多すぎる情報 → 間食が増える
脳が疲れると「集中力のエネルギーが切れた」と判断して、
つい小さな糖分を求めます。
スマホ社会の日本はまさにそれ。
通知・ニュース・SNSで常に脳がフル回転。
→ 脳疲労 → 間食増加 → 虫歯増加
という流れ。
③ 自律神経の乱れ → 唾液が減る
先進国は
- 不規則な生活
- 長時間労働
- ストレス
- 夜間のスマホ
で自律神経が乱れがち。
唾液は虫歯予防の最強の武器ですが、
自律神経(特に副交感神経)が弱ると 唾液が減る。
→ 発展途上国のほうが生活リズムがシンプルで、
唾液がしっかり出る生活をしている地域も多い。
■ 脳を整えることで、虫歯も減るという事実
脳の状態は口内環境に直結します。
脳が整うと
- 間食が減る
- 甘いものの“衝動”が減る
- 唾液が出やすくなる
- ストレスによる食習慣の乱れが減る
- 質の良い睡眠 → 自律神経が整う
つまり
“脳が安定している=虫歯になりにくい生活が自然にできる”
ということなんです。
■ 日本人ができる「脳から始める虫歯対策」
① まず“脳の疲労”を減らす
ポイントは 五感のオフ時間 をつくること。
- スマホを見ない時間
- ぼーっとする時間
- 深呼吸
- 入浴
- マッサージや整体、脳もみ
脳が静まると、甘いもの欲求は驚くほど減ります。
脳はストレス=甘いものを選びがちですが、
そこで
- 軽い運動
- 伸びる
- 体をゆるめる
- 深呼吸
を入れると、脳の快感物質(セロトニン)が出て、
甘味依存が大幅に減ります。
③ 寝る前のスマホを控える → 唾液が増える
夜のブルーライトは交感神経を優位にして唾液を減らします。
睡眠の質が上がる
→ 自律神経が整う
→ 唾液が出る
→ 虫歯になりにくい
脳から見ると最強の予防法。
④ 「脳に優しい食べ方」を意識する
脳は“血糖値が乱れる食べ方”を嫌います。
これが甘味依存の原因に。
おすすめは
- 食事の間隔を空ける
- 糖分を毎日必須にしない
- 水やお茶で喉を潤す
脳の状態が安定すると、自然に虫歯の原因が減っていきます。
■ まとめ
「発展途上国のほうが歯が綺麗に見える」現象の裏には、
食生活 × 文化 × ストレス × 脳
の複雑な関係があります。
そして、私たちが虫歯を減らすには
口だけでなく“脳から整える”ことがとても大事。
脳の状態を整えれば、
過剰な糖分も、間食のクセも、甘い飲み物の習慣も、
気づくと自然に手放せます。
その結果として、歯が守られ、
身体も心も安定するという流れ。
まさに
「脳を整えると、歯が守られる」
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柴﨑亮太